burogu pegasus

無理せず、バランスよく、続けること

健康

飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 そして日本人

投稿日:2017年9月11日 更新日:

人間が老化する原因は体が酸化(錆びる)するということです。

最近特にアンチエイジング対策としていかに酸化を遅らせるかがさかんに言われています。

そして、最も酸化が進みやすい食物の代表が油(脂)です。油はさまざまな植物の種子に含まれています。脂肪はエネルギー源となるばかりでなく、性ホルモンや細胞膜の大部分を形成する原料としての重要な役割を果たします。

 

油の主成分である「脂肪酸」は、大きく「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分類されます。不飽和脂肪酸はいわゆる「善玉」の脂肪酸で心臓、循環器、脳、皮膚などの機能を保つために必要な栄養素です。

飽和脂肪酸は体内で固まりやすく、血液の粘度を高めて流れにくくします。そのうえ中性脂肪や悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の合成を促し、これらが血管壁に入り込みやすくします。そのため摂りすぎは、動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病につながります。

気をつけたいのが、不飽和脂肪酸を科学的に加工して作られているトランス脂肪酸です。

現在、市販されているオイルの多くは「溶剤抽出法」というものです。この方法で抽出された油は「トランス脂肪酸」という体にとって非常に悪い成分に変わってしまいます。

これは自然界には存在しないもので、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らすなど、様々な健康被害をもたらすことが報告されています。

そのために欧米諸国ではトランス脂肪酸の量に上限値を定め、それを超えるものは販売が禁止されています。

しかし、日本ではまだこのような基準は定められていません。

ただ、最近ではセブンイレブンの宣伝でトランス脂肪酸の低減をしているなど宣伝されるようにはなってきています。

もともと植物油というのは常温では液体となっています。

これは植物油に不飽和脂肪酸が多く含まれているからです。

ところがマーガリンは植物油であるにもかかわらず固まっています。

なぜなら水素を添加し、不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸に人工的に変化させているからです。

トランス脂肪酸を多く含む食品として、マーガリンやショートニング、ファットスプレッド。又、それらを原材料に使っている、パンやケーキ、ドーナッツ、カップラーメン、ポテトチップスなどがあげられます。

日本人が「油もの」を食べる歴史はここ150年~200年ほどと言われています。

民族としての食歴の違いで日本人の体は欧米人のように油ものをたくさん消化できないということです。

日本人にとって酸化が進みやすい「油もの」を食べることは特に注意が必要です。

以前に中国に仕事で行っていた時のことですが、我々が行く前に行った仲間が忙しいために昼食を町の飲食店ですませたところ、油にあたり下痢をして滞在中にひどい目にあったことがありました。そのためにわれわれが行った時はホテルのレストランで食事をするようになりました。

その話をしたところ、通訳の人が「日本人はキレイなモノしか食べないから」と言っていたのを思い出します。

衛生的に整えられた清潔過ぎる社会で生きている日本人には耐えられないという事です。

-健康

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

ミカンの食べ過ぎでわかる病気とは?

「ミカンにコタツ」 冬の定番ですね。 ついついミカンを食べ過ぎてしまいますよね。 あなたはミカンを食べると手が黄色くなることがありますか? じつは重大な病気の可能性があるかもしれないとのことです。 ビ …

ヘルシーオイル 健康に良い油とは?

最近はよく「ヘルシーオイル」という言葉を聞きます。 ヘルシーは「健康的な」という形容詞でオイルは「アブラ」ですが・・・ ではどのようなあぶらを指すのでしょうか? 脂質はたんぱく質、炭水化物と並ぶ三大栄 …

ビジョントレーニングとは

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太選手が行っていることで注目を集めているのがビジョントレーニングです。 これはものを眼でとらえる力や眼で見た物を脳で処理し、体を使って動かす機能を高めるトレーニ …

えっ! 1時間座ると22分寿命が縮む

ここ最近、メディアがこの話題をよく取り上げています。 世界一長く座っているといわれる日本人です。 オーストラリアのシドニー大学で行われた22万人規模の調査では、一日11時間以上座っていると、4時間未満 …

あなたは何種類の薬を飲んでいますか?

朝日新聞によると、医師が処方した多くの薬を患者が飲み続けた結果、具合が悪くなって救急搬送される例が後を絶たないとのことです。 私も以前に7種類の薬を服用していた経験があります。 とくに何があったという …