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健康

えっ! 1時間座ると22分寿命が縮む

投稿日:2017年11月13日 更新日:

ここ最近、メディアがこの話題をよく取り上げています。

世界一長く座っているといわれる日本人です。

オーストラリアのシドニー大学で行われた22万人規模の調査では、一日11時間以上座っていると、4時間未満の場合と比べ、死亡リスクが40%高まるというデータがあります。

何故?

座位行動研究の第一人者、ネヴィル・オーウェン博士は「立ったり歩いたりしているときは脚の筋肉がよく働き、血液中から糖や中性脂肪が取り込まれエネルギーとして消費される代謝が盛んに行われる。しかし、座っていると脚の筋肉が活動せず、糖や中性脂肪が血液中で増えてしまい、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などのリスクが高まる」と説明しています。

つまり、立ったり歩いたりしているときは脚の筋肉がよく働きます。
このとき、筋肉の細胞内では血液中から糖や中性脂肪が取り込まれエネルギーとして消費される「代謝」が盛んに行われます。

さらに座った状態が長く続くことで全身を巡る血流が悪化し、血液がどろどろになります。もともと血液は固まりやすい性質をもっています。

その結果、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、さらに糖尿病などのリスクが高まることになります。

また、「座っていようが立っていようが、同じ姿勢で動かないことはエネルギー消費が低く、健康に有害である可能性がある」との指摘もあります。要するに同じ姿勢をずっと続けていることが大きな問題になってくるわけです。

『座らない!-成果を出し続ける人の健康習慣』の著者、トム・ラス氏は「世界的に見ると、座りすぎによる運動不足で死ぬ人は喫煙で死ぬ人よりも多い」と指摘しています。

よく言われるエコノミークラス症候群(現在ではロングフライト症候群に改められている)は、飛行機や車に乗って、同じ姿勢で長時間座り続けることが原因で起こります。血栓が出来て体内を巡り、肺に集まれば、呼吸困難になり死に至るケースもあります。座り過ぎはこれと同じ理屈です。

しかし、パソコンの前での仕事が増えるなかで、そう簡単に解消できないのが現実です。

じゃあ どうする?
「座りすぎ」を解消するには1時間につき5分の散歩の効果で機能が正常に保たれることが分かったとの報告もあります。
ただ現実的に仕事中に1時間に5分の散歩ができるのかが問題です。

なので歩く代わりに座ったままでできる簡単な方法を二つ紹介します。

一つ目はつま先が天井に向くような形で片足をあげます。あげた状態で5秒間キープします。これを、30分ごとに左右5回ずつ行ってください。
太ももの筋肉を使うので、血流の改善効果が期待できます。

二つ目が座った状態でつま先を床につけたままかかとを上げ下げする運動です。
第二の心臓といわれるふくらはぎの筋肉を使うことによって静脈をより効果的に流すことが期待できます。

めんどくさがらずにこまめに体を動かす意識を持ってください。

続けてください。継続は力です

-健康

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